2014年4月29日火曜日

韓国経済とんでも発言 ウォン通貨が中国元になる日 ドルベースを人民元ベースにしようと力説


戴相龍氏の話題のとんでも発言 ドラゴンに呑み込まれる韓国

シナリオの裏に見え隠れする、新世界金融支配の陰 アジア圏の統一


「3国の通貨の直接交換システムを作ろう」

「アジア地域のインフラ建設資金を供給できる銀行を設立するために、中国政府内にタスクフォースチームが設けている」

「これは昨年11月の中国共産党3中全会での決定事項でもある」

「中国が主導する新しい投資銀行の設立が必要だ」

韓国の官僚は、金で中国に買収されているのか。4/28

======= 2014 =========

元人民銀行長「日米中心のアジア開発銀行に限界…中国が主導を」(1) 4/28中央日報

「韓日中は(領域内交易で)なぜ自国通貨をさし置いてほかの貨幣(米国ドル)に変えて決済しなければならないのか。元・ウォン・円で直接決済できるようにしよう」。

22日中国の楊州で開かれた韓日中30人会(賢人会議)の経済分野で最も関心を引いた発言だ。領域内交易から事実上ドル貨幣を排除しようということと同じだ。提案の主人公は1995~2002年に中国の人民銀行長をつとめた戴相龍だ。記者は「個人の意見なのか、中国当局の整理された意見か」と尋ねた。彼は「中国の金融政策に影響力がある人々は共感する話だ」と話した。

実際、30人会の中国側の座長である曽培炎元副首相も基調演説で「3国の通貨の直接交換システムを作ろう」と話した。戴元銀行長の提案が中国当局と事前に調整された発言とも思われるような部分だ。

載元銀行長は「中国の全体の輸出入で、元での決済比率は13%水準」としながら「だが日本との交易で元での決済は3%にしかならない」と紹介した。彼は「韓中日の自国貨幣で決済する比重を高めていけば、ドルに依存するために行うべき両替コストを減らせる」と話した。特に彼は「長期的に劣勢から抜け出せないドル貨幣で輸出代金を払うのは、リスクを抱え込む結果につながる」と強調した。

載元銀行長は韓日中の天文学的な外貨準備高についてもひと言述べた。彼は「3カ国があまりにも多くの外貨準備高を抱えているのもリスク管理レベルでは大きな負担」としながら「外貨準備高の規模を減らし続けていかなければならない」と強調した。実際3カ国は、世界の外貨準備高のうち46%を握っている。彼は「各自、不必要に大きな水がめを家に持っていることになる」としながら「資源の浪費だ」と話した。

載元銀行長は、中国がアジア地域の開発金融も主導しようとする戦略についても言葉をはばからなかった。
彼は「アジア地域のインフラ建設資金を供給できる銀行を設立するために、中国政府内にタスクフォースチームが設けている」として「これは昨年11月の中国共産党3中全会での決定事項でもある」と明らかにした。
彼は「日本とアメリカが主導しながら、日本が総裁の席を独占している現在のアジア開発銀行(ADB)では限界がある」として「中国が主導する新しい投資銀行の設立が必要だ」と強調した。
事実、ADBでの中国の持分率は約6.4%で米国や日本の半分程度だ。載元銀行長は「モンゴル・北朝鮮などで道路や港湾などを建設する仕事が多い」として「インフラ建設銀行を設立すれば中国が500億ドル程度は簡単に出資できる」と話した。

このほかに載元銀行長は韓日中の自由貿易協定(FTA)交渉も速やかに妥結しなければなければならないと促した。最近、歴史問題などで揺らいでいる韓日関係と日中関係を意識したように「政治と分離して(進めていくこと)は難しいが、貿易問題をうまく解決すれば政府間の課題解決にも役立てる」と話した。

◆戴相龍=中国の高度成長期である1995~2002年まで中央銀行の人民銀行長をつとめた。在任期間中にアジア通貨危機(1997年)を体験し、韓国の金融当局者らとの接触を積み重ねた。人民銀行長からの退任以後、2007年まで中国の4大直轄市の1つである天津市長を経て最近まで社会保障基金理事会の理事長をつとめていた。


0 件のコメント:

コメントを投稿